なかなか彼氏に素直に気持ちを伝えるのが苦手な人はいると思いますが、そういう人は、まず「かも」をくっつけて伝えることから始めてみましょう。
1.「嬉しいかも」
「なんか彼女にしてあげたりしたときに、ストレートに『ありがとう』って言ってくれるのもいいけど、ちょっとだけドギマギして、「あの……嬉しいかも」みたいに言ってもらえたら、なんかジワっとくるよね」(大学生/19才)
「かも」の初級編ですね。ほかにも、彼氏が作ってくれた料理に「おいしいかも」、ハグしたときに「気持ちいかも」。「かも」がついちゃってるあたりに、「あまりのことに、思わず気持ちが溢れちゃいました。
でも、恥ずかしいので『かも』つけてます」って感じが滲み出てます。もともと素直な人の感情表現よりも、シャイな人のシャイな表現の方が、趣深かったりするわけです。
2.「好きかも」
「彼女と付き合って最初に言われた『好き』が、「かも」付きだった。頑張って気持ち伝えてくれたんだなーって感じがして、すごく嬉しかったのを覚えてます」(運送/25才)
なんか素敵ですよねー。「好きかも」。だいいち、こんなことを言っておきつつ、「かも」なわけないんですよね。好きすぎてしょうがないとき、それを自分でも認めるのが恥ずかしかったり悔しかったりするときのセリフがこれ。少なくとも、男子はこう受け止めます。
3.「寂しいかも」
「彼女がなかなか会えないときに絞り出すようにLINEで伝えてくる『ちょっと寂しいかもしれません』が大好き」(バーテン/23才)
これも男子からしたら、即座に会いに行って抱きしめてあげたくなるようなきゃわわフレーズ。寂しさを懸命に堪えようとしている感じが出ていて、かなりグッドです。
4.「帰りたくないかも」
「彼女は門限があって、お泊りデートはまだ一度もしたことがないんですが、彼女がデートのとき、そろそろ終電だねみたいになったとき、『帰りたくないかもなー』って独り言っぽく言ってくるときがあって、変な話、お泊りできないけど、その言葉でお腹いっぱいにして我慢できてます」(研究職/26才)
こうやって、「私もお泊まりしたい」と伝えてもらえれば、仮にその日は帰るしかなくても、彼氏に「俺だけ欲望強めかい……」なんて思わせずに済みますね。
もちろん、門限ない人は、このセリフをきっかけに彼氏にお持ち帰られちゃうのもいいでしょうね。男子的には、「帰りたくないかも」と言われて朝まで過ごすなんて、かなりのロマンがあるシチュエーションですから。
おわりに
恋人の間には極めて敏感なアンテナが張られてますから、どんなに些細であれ、ゼロではない伝え方をしてあげれば、必ず相手に気持ちは伝わってくれます。
だからこそ、とにかくゼロはいけません。ゼロだと、あなたの幸せな気持ちも、存在しなかったことになっちゃいますからね。(遣水あかり/ライター)
(あかねぴ @akanepi0426/モデル)
(かしゅかしゅ@cashe_cashe2525/撮影)