1.尽くしてくれるから
「今カノは、自由奔放さには欠けるし、地味だけど、すごく尽くすタイプで、『一緒に家庭を作るなら、この人かなー』って思っちゃったんだよね」(制作会社/26才)
若いときは、とにかく刺激的で、ただただひたすらドキドキさせてくれる人と恋をするのが楽しいものですが、「刺激」というのは日常的じゃないから刺激なわけで、それを日常に持ち込むことはできません。長い目で見たときに、いつまでも一緒にいるふたりの姿がイメージできるか、というところですね、あなたと。
「この人なら、家を任せられるか?」という問いにカレが即答できるような彼女でいられるかどうかは、正直、大事。
2.一緒にいて幸せそうにしてくれるから
「自分はあまりエンターテイナーなタイプじゃないんで、彼女をいろんなことをして楽しませるみたいなことは苦手。そんな自分とでも、『一緒にいるだけで十分だよー』と言ってくれる今の彼女には、すごく感謝してるし、付き合ってよかったと思ってます」(公務員/25才)
彼氏といるときに、「あー、暇だなー。なんか楽しいことないかなー」みたいな態度をし続けているだけで、実は、彼氏に対して、「あんた、おもろないで」というメッセージを発信し続けてしまっている可能性もあるわけです。
3.将来を考えてくれるから
「元カノの場合は、逆に、相手の方がなかなか「まだ自由でいたい」って将来を考えてくれなくて、それが辛くて、別れました」(営業/26才)
「いつまでも自由でいたい」と思う男子もいる一方で、仕事頑張るためにも、家庭を作って、腰を据えて頑張りたい、という男子も少なくありません。結婚を急ぐのは女子ばかりなイメージですが、そんなこともありません。
でもまあ、結婚の時期ばかりは、人生観なのでどうしようもない部分もありますけれどね。
4.元カノよりも「好き」と思ってくれたから
「今の彼女は、正直、ちょっと俺に依存しすぎなところがあって、まだまだ遊びたいと思っている男子からすれば、重い以外のなにものでもないのかもしれないけど、俺は、どんな形であれ、俺をひたすらに一途に思ってくれる人が大切なんです」(大学生/19才)
「重さ」と「軽さ」のバランスは難しいです。「重くしないように」って頑張っても、相手からすれば、「どうしてもっと自分にベタベタしてくれないんだろう。どうしてこんなにあっさりしてるんだろう」と不満ぶうぶうなことだってよくあります。
相手の気持ちを探りながら、相手が「重い」と思う直前のスレスレのところまで愛してあげることができたらいいなー。
おわりに
「恋人のことを愛し切れずに振られた恋」は、一生引きずるとも言います。手を抜いたり、脇見をしたりしてるうちに足元すくわれちゃわないように、「恋人」と呼べる人ができたのなら、全身全霊愛することです!(遣水あかり/ライター)