相手を客観的に見る
感情が高ぶると、ついつい自分の感情のままにあれこれ言ってしまいがちです。しかし、その場ではちょっとスッキリしても、あとで思い出してやっぱりモヤモヤ…なんてことも。
そんな消化不良な結果にしないためにも、イラッとしたときは、まず相手の性格がどんなものか客観的に見ることが大切です。「こういうタイプだから、こういうことをしてしまうのね」と、冷静に相手を分析できれば、納得まではいかなくても、少しは理解ができるかもしれません。
しっかり客観的に見られれば、なにをするべきかというヒントもあるはず。イラっとしたらまず深呼吸!相手を冷静に、客観的に分析してみましょう。
自分の落ち度がないか考えてみる
イラっとしたとき、ついつい一方的に相手ばかりを攻めていませんか?もしかすると、きっかけはあなたの言動にあったなんて場合もあるかもしれません。たしかに、彼氏の言い方がひどかったり、当てつけのように思える行動だったりするかもしれません。
でも「自分も同じことをしていないかな?」と先に振り返っておけば、早く解決に近づけることが多いのです。気づかぬうちに相手に嫌な思いをさせていることもあるかもしれませんので、「お互い様かも」と思って、自分を振り返ってみましょう。
普段してもらっていることを思い出す
人は、自分が感じている不安に敏感です。そのため、相手がどういうつもりかわからないと、余計にイライラしやすい傾向にあるのです。そういうときは、とにかく一度気持ちを落ち着かせる工夫が必要です。
イラッとしたら、彼がいつもしてくれていることを思い出してみましょう。たとえ彼氏にイラっとしたとしても、いままでに彼がしてくれたことが消えてしまうわけではありません。してもらって嬉しかったことや、世界一幸せに思える瞬間がいままでにたくさんあったはず。少し思い返すだけでも、穏やかな気持ちになれるので、昨日、先週、優しくしてくれた彼を思い出してみましょう。そうすれば、いったんその「イライラ」も少し落ち着くはずです。
前向きな言葉でお願いする
なにかをしてほしいときに、「なんで○○してくれないの!?」「もうちょっと○○してくれたっていいじゃん!?」と、してくれなかった落ち度を強調して訴えていませんか?
たしかに気持ちは真っ当なものですが、聞いている彼氏にしたら、マイナスからゼロにしてほしと要求されているような気がして、億劫になってしまうのです。
そんなときは、「○○してくれたら嬉しい」「○○ならもっと安心できるかな」と、プラスにしてほしいという要求がおすすめ!あえてマイナス面を伝えないことで、彼の積極性を後押しできるはずですよ!
おわりに
イラッとしたときは、誰しも感情的になってしまいます。自分が正しい!と思っているならなおさらのことですよね。しかし、正しいことを強調するだけが、いい結果になるとは限りません。より良い結果、よりよい関係を作るために、視点を変えてみたり、伝え方を調整したり、できることからはじめてみてはいかがでしょう?(織留有沙/ライター)
(Yoshifumi Shimizu/カメラマン)