■無理にモテようとしない
読モやデザイナーとして若い女性を中心に支持されているぺこちゃん。独自のセンスを活かしたファッションでカリスマ的な人気を誇っていますが、必ずしも万人受けするスタイルではありません。量産型のモテファッションといえば、ワンピースやピンクやパステルカラーを使ったものが挙げられますが、ぺこちゃんは「モテ」を狙っていないのです。
たしかに、万人受けするモテファッションは、多くの男性に好印象を抱かせるもの。いろんな男性からチヤホヤされて付き合う男性の選択肢は広がりますが、自分に合った男性がそこにいるとは限りません。誰にでも無難にウケる「モテ」に走ると、自分にピッタリ合う運命の人を探すのは難しくなってしまいます。運命の人と出会うために「量産型モテ」は必要ないのです。まずはそれに囚われるのはやめましょう。
■自分らしさを追求する
りゅうちぇるはとっても独特なキャラクター。メイクをしていたり、優しい口調だったりと「男らしさ」にとらわれません。ぺこちゃんと出会ったときも、「わーいよろしくねぇ!うふふ!りゅうちぇるでーす!」と自己紹介したのだとか。このときぺこちゃんは「なにこのかわいい人!きらきらしてる!」と思ったそうです。
一般的な男らしさにとらわれず、自分らしさをとことん貫いているりゅうちぇる。その姿がぺこちゃんにとってはキラキラして見えたのでしょう。「女らしさ」や「愛され女子」にこだわるよりも、自分に似合うものを追求し、とことん自分を活かしたほうが、運命の人を惹きつけやすくなるのかもしれませんね。自分の譲れない部分やチャームポイントを、改めて意識してみましょう。
■同じコミュニティ内の人に目を向ける
りゅうちぇるとぺこちゃんの出会いは、アパレルショップのバイト先だったと言います。もともとりゅうちぇるが働いていたところに、ぺこちゃんがやってきたそうです。運命の人は、道端で偶然ぶつかったり、ハンカチを落として拾ってもらったりする相手ではありません。それよりも、もっと身近な環境にいるものです。同じ趣味を持っている人や、同じコミュニティに所属している人。出会いが増えている現代だからこそ、外側に目を向けすぎるのではなく、身近なところにいる人に目を向けてみましょう。
■恋の駆け引きはしない
メールの返事を遅らせたり、デートの誘いに迷ってみたり…。相手の気を引くために恋の駆け引きをしてしまう女性も多いのではないでしょうか?りゅうちぇるは、ぺこちゃんの誕生日に鞄をプレゼントします。そのプレゼントを気に入ったぺこちゃんは、その日のうちにりゅうちぇるにお礼のメールを送信。その返事としてりゅうちぇるから「もしよかったら今度一緒にご飯に行かない?」と誘われます。これに対し、「いいんですか、めっちゃうれしいです!」と即返信し、喜びを露わにしたぺこちゃん。そこには「恋の駆け引き」はありません。
自分の気持ちに素直になり、相手にもストレートに伝えること。嬉しい、楽しいの感情を出し惜しみしないことが、運命の出会いをより進展しやすいものにしていくのでしょう。
おわりに
自分の気持ちや生き方さえ見失わなければ、「運命の出会い」は必ずしもは難しいものではありません。無理にモテようとせず、自分らしく人と向き合うことで、運命を手繰り寄せていくはずです。(小林リズム/ライター)
(新部宏美/モデル)
(泉三郎/カメラマン)