前回(http://howcollect.jp/article/21954)は「あなた(彼女)の部屋」に彼氏を初めて招く際の注意ポイントについて述べましたが、今回は「彼氏の部屋」に初めてお呼ばれした際に気をつけたいポイントについてお話しします。
■ベッドの下は秘密基地。気になっても覗くべからず
ひとり暮らしに限らず、男子の多くはベッドの下にエロ系のアイテム(エッチな雑誌やDVDなど)を隠しています。
彼女を呼ぶからとクローゼットに隠蔽できる用意周到な人ならともかく、終電を逃すなどその場の流れで連れ込むことになった場合は、見つからないことを神に祈るのみ。
女子としてもそんな「男子の秘密基地」ゾーンは察しがつくものですが、好奇心のまま覗いたり漁ったりするのはNG。見て見ぬフリをするのも愛情です。
■汚くても掃除はやりすぎ。初回は指摘するだけに留めて
昨今キレイ好きな男子も増えてきましたが、まだまだ女子目線では、汚れポイントが目についてしまうことも少なくありません。しかし、初回から奥さん気取りで掃除をするのは余計なお世話というもの。
いくら親しくても、他人のテリトリーにずけずけと踏み込むような行為は「デリカシーがない」と思われかねません。たとえば一緒に寝るシーツの汚れが気になったら「替えてほしい」とリクエストするだけに留めておきましょう。
■コレクションにダメ出しはNG。男のロマンを理解して
壁一面に貼られて日焼けしたポスター、壊れたガラクタにしか見えない骨董品など、あなた目線では「こんなもの捨てたら?」と思うようなアイテムを収集する“コレクター男子”は意外と多いもの。
部屋の大半を占領していたとしても、口出ししないのが正解です。むしろ彼の「好き」を理解するために、進んでオタク愛を語ってもらいましょう(笑)
■元カノの痕跡は化石じゃない。発見しても騒ぎ過ぎないこと
掃除も完璧であなたを招く準備万端な部屋だとしても、うっかり見逃してしまいがちなのが元カノの痕跡。
そこにあるのが当たり前と化した“元カノの趣味っぽいクッション”や、以前使っていたと思われるペアのマグカップなど、彼自身がすでに忘れている(想い出とリンクしていない)ことを、わざわざ蒸し返して嫉妬するのはお門違い。
珍しい化石を発見したかのごとく騒ぎ立てられたら、彼だって不快に感じるもの。それが想い出の品というのであれば、無理に捨てさせるのではなく「見えないところにしまって」とお願いしましょう。
■まとめ
いくら彼氏の部屋でも、そこは彼にとってプライベートな空間です。初回に限らず、むやみにプライバシーを侵さないこと。
「留守中に詮索されそう」と思われたら、合鍵を渡される可能性はゼロ。今後の進展も難しくなるでしょう。親しき中にも礼儀あり、です!(島田佳奈/ライター)