「夏が終わると恋が終わる」と、昔からよく言われます。だから夏の歌は燃え上がる恋心を歌い、秋の歌はお別れの歌が多いのです。
実際には、夏という言葉が「燃えるような恋」というニュアンスを含んでいる言葉だから、ということですが、それはさておき。
今回は、別れの秋に備えて、夏の恋を長持ちさせる方法に迫ります。
さっそくご紹介しましょう!
1.9月の予定を入れてしまう
「夏の恋を長持ちさせる方法ですか? 9月や10月の予定を先に入れてしまえばいいんです。9月の高くなった空を見上げて、肌寒い秋の夜風に切なくなる暇があるのであれば、どんどん予定を入れて、彼と楽しいことをいっぱいやるといいです。するとあっという間に年末になります」(24歳/モデル)
これは1つの正論だろうと思います。
たとえば夏にナンパされてつきあったとしても、その彼のことがなんとなく好きということであれば、9月10月の予定を入れて、少しずつ彼と会う回数を増やして、お互いのことを知っていけばいいわけですよね。
2.「ちゃんとつきあいたい」とハッキリ言う
「夏のノリでつきあった場合、彼の頭の中がぽやんとしていることもあるので、彼に『ちゃんとつきあって』と言うといいです」(24歳/ヘアメーク)
世の中には「ちゃんとつきあう」というパターンと「なんとなくつきあう」というパターンがあります。
「なんとなく」というのが、一番危険です。だから「ちゃんと」つきあう宣言をしておく……これも1つの夏の恋を長持ちさせる方法でしょう。
夏は多かれ少なかれ、誰だってぽやんとしているわけですから。
3.彼女がいるかいないか、ちゃんと聞いておく
「海の家で出会った彼とは、かれこれ2年くらい交際しています。夏の終わりにわたしが『ホントに彼女、いないの?』と問いただしたから、交際が長持ちしているのだと思います」(25歳/受付)
こういう聞き方も、「ちゃんとつきあう宣言」のアレンジパターンになりうるでしょうね。
彼女がいるから別れないといけない……というわけではありません。彼女がいてもその彼のことが好きなのであれば、秋からはお友だちとしてスタートすればいいでしょう。
そこでハダカになっちゃうから、今いる彼女ともめるわけですよね。
4.居酒屋デート
「わたしと彼はお酒を飲むのが趣味みたいなものなので、8月の終わりから10月にかけて、かなりの回数、居酒屋デートをしました。お酒が入ると夏のノリで楽しめるし、そうこうしているうちに年末になって、年が明けて……わりと自然な感じでつきあえます」(24歳/アパレル)
夏の終わりにいきなり神妙になって「ちゃんとつきあってよ」と言うのも、ひとつの方法だろうと思いますが、夏のノリをクールダウンさせるべく、秋の居酒屋で盛り上がりつつ年末を迎えるというのも、うまい方法でしょう。
物事なんでもクールダウンのときをどう乗り切るかで、そのあとにどんな成果が得られるかが決まりますよね。
おわりに
いかがでしたか?
ノリノリの夏の恋もあれば、気になる彼と1回だけ花火大会に行ってそれっきり……という切なすぎる夏の恋もあるかと思います。
どのような恋であっても、それを長続きさせるには、それなりのテクニックが必要です。ピュア100%の愛だけでは、前に進まないのが恋愛だからです。
ぜひご紹介した4人のテクニックを参考にしてみてはいかがでしょうか。(ひとみしょう/ライター)
(吉次玲奈/モデル)
(柳内良仁/カメラマン)