夏の醍醐味のひとつが、大好きな彼との浴衣デート。とはいえ、ファッションにあまり関心がない彼だと、浴衣の着こなしがイマイチ……ということもあるかもしれません。
そこで今回は、20代〜30代の女子に「彼の浴衣姿をいい感じにさせるテクニック」について聞いてきました。
1.カバンに要注意
「浴衣姿なのに普段と同じカバンでデートに来た彼のセンスにガッカリ。『私が荷物持つから浴衣のときは手ぶらのほうが似合うよ』と言ったら、翌年からは手ぶらで来てくれるようになりました」(25歳/介護関係)
「『信玄袋』と言われる浴衣姿に合う和装のバッグをプレゼントしました」(23歳/アパレル関係)
浴衣は購入しても小物までは気が回らないのが多くの男性に通じるところ。リュックや斜めがけバッグなど、普段と同じカバンで浴衣デートに来てしまうこともあるでしょう。彼があまりオシャレに興味がないタイプなら、事前に写メを送ってもらってチェックするのもアリですね。男性は指摘しないと、そもそもセンスがないことに気づかないので、さりげなく教えてあげましょう。
2.足元に注意
「花火デートにおそろいで浴衣を着てきてくれたのはうれしかったけれど、足元がビーサン。花火のあとにオシャレなレストランを予約していたのに、入店を断られてしまったことがあります」(30歳/インテリア関係)
浴衣や髪型には気合いを入れても、うっかり忘れがちなのが足元。下駄や草履は持っていないという男子も多いので、ビーサンで済ませようとしてしまうこともあるようです…。それだとどうしても安っぽくなってしまうので、事前に下駄など浴衣に合うものを買ってもらうようお願いしておくのがオススメですね。
3.インナーを忘れずに
「浴衣は初めてだという彼が素肌の上に着てきてしまい、汗でベタっとなって暑い暑いうるさいし、見た目も小汚い感じになってしまって残念でした」(22歳/大学生)
女性の浴衣と違って体型補正のタオルなどは必要ありませんが、男性の浴衣は下に1枚着ないとベタっとしてしまうんです。インナーとしてオススメなのは、男性用の長襦袢。わざわざ買うのは……という人には胸開きの広い機能性下着でもOKです。下に1枚着るだけで快適になるので彼が知らなければ教えてあげて。
4.帽子を合わせる
「元カレが浴衣と帽子を合わせてきたことがあって。背が低めの彼だったんですけど、バランスもよくなるしオシャレだなあって惚れなおしちゃいました」(25歳/IT関連会社勤務)
「浴衣ってけっこう暑いから、日中から浴衣で出かけるときは帽子があるといいんですよね。浴衣の柄までペアルックにするとインパクトが強すぎるけど帽子をお揃いにするのはいい感じ」(32歳/秘書)
上級者向けのテクニックですが、浴衣姿にハットを合わせるのもオシャレですね。背の低めの彼にもオススメです。ただし、室内のレストランでは帽子をかぶっていることがマナー違反になる場合があるので、必ず取りましょう。
おわりに
一番いいのは浴衣を買いに行く時点から付き合って、彼をコーディネートしてあげることでしょう。自分の手持ちの浴衣と合わせて違和感のない色や柄をチョイスしてしまえばバッチリですね。また、小物でも雰囲気が変わるので、あまりオシャレに興味がない彼には浴衣用の小物をプレゼントしてしまうのもよいのではないでしょうか。(上岡史奈/ライター)