「こんなはずじゃなかった」とか、「どうしてうまくいかないんだろう」と、恋愛に悩みはつきもの。周りの友達が幸せに見えたり、自分だけがうまくいっていないと思い込んでしまったり……。
1.落ち込むことに限界があると知る
あなたがもし、「立ち直りが早い」というタイプであればよいですが、いつまでもウジウジしてしまうタイプであれば、負のオーラを何日も引きずる可能性があります。
でも、「悲しむ」という行為は意外と疲れるものなので、長続きしないことを知ってください。
どんなに悲しいことがあったとしても、24時間泣き続けるのは難しいでしょう。 すごく悲しくてたくさん泣いたと思ったら、まだ5分しか経っていなかった……なんて経験はありませんか?泣くことには体力が必要なので、たくさん泣くにも限度があるのです。
泣いたあとにも、まだ悲しい事実は残っているけれど、泣く前よりも心が軽くなっていると感じた経験が、あなたにもあるのではないでしょうか。落ち込むことには限度があるので、うんと悲しむことが、立ち直りへの近道となる場合もあります。
ちなみに、蟹座と蠍座と魚座は、悲しいとき、誰にも遠慮せず思いっきり泣くことで前に進みやすい星座といわれています。
2.自分で自分の傷を広げない
かすり傷のような小さな悩みはいつの間にか消えていることも多いけれど、放っておけば治る痛みを、あえて広げようとする人もいます。それは、現在でも未来でもなく、過去に視点を向けている人。
「あのときあんなことを言われた」とか「あれだけは絶対に許せない」など、過去の失望や不満を、現在の痛みのように思い出しては引きずり、自分が抱えている傷を自分でつついてしまうのです。そんなことをしていたら、ますます前に進みづらくなってしまうでしょう。
心にある傷にフタをしろとはいわないですが、傷がそこにあるということをただ受け入れ、あえてほじくり返さない勇気を持ってください。
3.自分の傷は自分で癒す
落ち込むということは、あなたにとってそれだけのことが“あった”ということ。その事実に間違いはありませんが、勘違いや思い込みで、あなたが勝手に傷ついているという可能性もあります。
それは「単にプライドが許さなくて……」なんてことが原因だったりする場合もあるでしょう。ここで大事なのは、あくまでも「傷ついた自分」に焦点を当てることです。「自分を傷つけたのはアイツだ!」と、誰かのせいにしないこと。
人のせいにすると、いったんは気持ちが落ち着いても、根本的な解決になりません。また同じようなことが起きたとき、自分で立ち上がれなくなるのです。
「自分で抱えた傷は自分で癒す」というのは辛いかもしれないけれど、本当に前へ進みたいのなら、その苦しみを受け入れることが、第一歩につながります。
4.微笑む、そして笑う
気が済むまで落ち込んで、悲しんで、泣いて、自分の傷と向き合い、癒すところまでいったら、その後は笑えるようになりたいものです。
そうならないと前には進めません。最初は微笑むくらいで大丈夫です。好きなテレビやマンガを見て、クスッと笑えるようになれば、あとは徐々に回復していきます。
カラオケに行ったり、友達とショッピングに行ったり、外出できるようになれば、さらに笑いも増えていくはず。笑いのあるところには、必ず幸せが引き寄せられていきます。
マイナスではなく、プラスのスパイラルがどんどん出来上がっていくのです。
おわりに
つまずいても、立ち直るすべを身に付ければ、運は上昇します。落ち込むこと自体が悪いのではなく、そうなったときにどう立ち直るか。スムーズに立ち直ることができれば、あなたはまた幸せオーラに包まれるのです。
そうすることで恋愛力に深みが出て、あなたの魅力がグッと高まります。恋愛で落ち込んだことも、プラスに変えることができる人。そんな人を、異性が見逃すはずはないのです。(水谷奏音/ライター)