忙しかった4月もあっという間に過ぎて、気づけばもうすぐゴールデンウィーク。待ちに待っていた人もいるかもしれないね。連休はもちろん目一杯楽しんでほしいけど、休みが長ければ長いほど、休み明けの仕事や学校が辛くなったりすることもあるよね。
1.やった後に思い出す
「今やってることで失敗している」「がんばってきたけどうまくいかない」こういうことを続けていると、自信ってなくなってくるよね。どんどん「自分なんかダメ」みたいに思いこんじゃって、停滞どころか劣化していっちゃう。
だけど、ダメだったとわかっているはずなのに、またやってしまった。まただめだった。そう思うかもしれないけど、それはその方法が合わなかっただけ。だったら別のやり方で勇気出してみようかな、っていうふうに切り替えやすくなるよ。
2.自分のせいじゃない
失敗したことを思い出すとき、だから自分はダメって思うのはやめよう。ダメな方法を採用して実行してたから失敗しただけ、あくまでも方法のせいであって、自分のせいじゃないってことだね。別の方法を選べば、もしかしたら成功したかもしれないよね。
そのときの自分は全く同じ自分なのにね。これは過去の話だけではなく未来についても言えること。
これから先も、自分のことは変えないままやり方だけ変えて成功させることができるってことなんだ。
つまり、どうせ私じゃダメとかじゃなく、いま生きているあなたが今後の選びかた次第で幸せになったりできるってことなんだよ。
3.データを集める
いろいろあるやり方のうち、どういうふうに選べば成功できるんだろう。予想して的中させるのはとっても難しい。理科の実験とかと違って、恋愛とか人間関係は自分だけでなく相手がいることだからね。こっちが同じことを言っても、言った相手によって返ってくる反応が違ったりするし。
でもあきらめることはないよ。初めはわからなくても、やってみてデータを集めるとだんだんとわかってくるんだ。「こういうときにはこう言おう」「こういう人にはこう言っちゃいけない」みたいにね。
データ集めの最中には失敗することもいっぱいあるけど、苦労して集めた情報は、使うときには苦労せずに無意識に使えるようになっているよ。
4.相手の表情を見る
データを集めるには、メールや電話よりも直接会って接してみるのが一番。メールとかのほうがハードルが低くてやりやすいって思う人が多いけど、実はそうでもないんだ。
メールだと相手の素の反応がわかりにくいし、電話だと相手の表情のちょっとした変化も見えないから、何を考えているのかよくわからないんだね。
逆に実際に対面しているとよくわかる。相手の表情を見ていてね。「あーよかった」ってなるから。
そして、実際に面と向かってちゃんとやりとりできたら、それが自信になる。ヘラヘラしながら、その顔は相手に見せる。下向いて言わずにね。見てたらわかるよ、そんなに簡単にいやがられないってことが。
羽林由鶴からのメッセージ
人と話すときは目を見るといいんだけど、一生懸命に凝視しなくてもいいんだよ。あまりしっかり見つめすぎると、相手からは変な感じに思われちゃうからね。目とかその周りとかにたまに軽く顔を向けるくらいでオッケー。
こっちが何かしたり言ったりしても相手は不快になったり嫌がったりしないって相手の表情を見て理解できたら少しずつ自信がついてくる。
「ゆっくり少しずつ」が近道。だんだん「前よりこうなった」「これっていいのかな」と思えてくると成長も早まってくるけれど、あわてないでぼちぼちやっていけばだいじょうぶだよ。(羽林由鶴/ライター)
(古泉千里/モデル)
(泉三郎/カメラマン)