こんにちは。セルフトレーニングコーチのNaoです。
褒めることで、愛が深まる
ちょっと想像してみてください。あなたが彼のために一生懸命作った料理を、彼は何も言わずに完食。
「どうだった?」と尋ねると「……何が?」「あ、腹一杯になったよ。ごちそうさま」とそっけない返事が。こんな“超・塩対応”では、あなたは「イラッ」としてしまいますよね。
それでは、出した料理を「うん、うまい!」と言いながら美味しそうに食べてくれたら……?嬉しいし、愛おしいし、次も頑張ろうと思えますよね。
彼も同じ。彼女を楽しませるために一生懸命考えたデートプランで満足してくれたかどうかを気にしているし、良いところを言ってもらえたら「もっと頑張ろう」「たくさんしてあげよう」と思うでしょう。
彼に褒めてもらうことばかり求めるのではなく、彼のことを褒めてあげることも大切です。
褒めポイントを見つける「ブレーンストーミング」の方法
普段から“褒め慣れている”人は、相手の「いいね!」ポイントを見逃さずに言葉にして伝えられます。
ですが「恥ずかしくて褒められない」「そもそも、どこを褒めたら良いのか分からない」という人もいるでしょう。
そんな場合は、定期的に彼の“いいところ”を見つける“1人ブレーンストーミング大会”を開催するのがおすすめ。もちろん、自分の部屋で、こっそり、です。
ブレーンストーミングとは、新しいアイディアを生み出すために行うもので、考えついたことをとにかくひたすらどんどん出していく、というものです。
自身の思考について行うと、気持ちの整理に役立ちます。方法は簡単。書くものを用意して、次のようにどんどん書き出していくだけです。
1. 紙か付箋と、ペンを用意する
2. 笑ったときや嬉しかったとき、感謝したとき、感動したときなど、プラスの感情になったときの彼の言動を書き出す
例:◯◯先輩にこってり叱られ、落ち込んだときにLINEをしたら、電話してくれて話を聞いてくれた
【ポイント】
「こんなの、小さなことだな」と書くのをやめない(どんな小さないいところも見つけたら見逃さない)
思いつく限り、たくさん書き出す
手が止まったら「この前のデートのとき、どんなことを話したかな?」などと日付や時間を限定して思い起こす(思いつきやすくなります)
10分間などと制限時間を設け、とにかくたくさん書き出しましょう。
彼の良いところや愛情を“見える化”することで、「こんなにいいところがある!」「こんなにたくさん幸せにしてくれていたんだ」と実感でき、愛情や感謝の気持ちを伝えやすくなります。
分類すると、もっといい!
ブレーンストーミングの前に「付箋」か「紙」を用意すると書きましたが、実は「付箋」を選ぶのがおすすめ。
いろいろなところに移動させて貼ることができるので、書き出した“良いところ”を分類することができます。
「優しさを感じたこと」「尊敬したこと」「楽しませてくれたこと」などとテーマを決めて分類すれば、彼のことをより深く知ることができますよ。
相手の良いところを伝えるときは「具体的に」
ブレーンストーミングで彼のいいところを書き出し、確認したら、“褒め攻撃”で相手を攻めるための“球”をポケットに忍ばせたようなもの。
チャンスを見つけて「こんなとき、こうしてくれたことがとても嬉しかったよ」「あのとき、とっても楽しかったんだ」と具体的に伝える(投球する)ようにしましょう。
褒めテクでもっとハッピーに!
お互いに“褒め合う”ことは、愛情を確認し合い、もっと喜ばせたいと思い合うことができる大チャンス。
愛の気持ちや感謝の気持ちは言葉にしなければなかなか伝わりませんから、ブレーンストーミングなどで“褒めポイント”を準備しておきましょう。
お互いにブレストし合い、結果を見せ合うイベントも楽しそうですね。工夫次第で、もっともっとお互いの愛情を確かめ合い、深めることができそうですよ。(NaoKiyota/ライター)
(こいずみさき/モデル)