こんにちは。セルフトレーニングコーチのNaoです。
男女で脳のつくりは違う
よく男性は理性的、女性は感情的と言われますが、この脳の違いはメッセージツールの使い方にも現れるようです。
男性はメッセージツールを“連絡”のために使うのに対し、女性は“共感”を求めて使う傾向があります。
そのため、男性は用事があったり、疑問を解決するためにしかメッセージを送らないことが多いですが、女性は何気ないメッセージで会話を楽しむために“たくさんやりとりをしたい”と思ってしまいます。
その結果、女子が送った(特に緊急の用事ではない)メッセージに対して、男子が「これ、すぐに返さなきゃいけない内容じゃないな」と判断して返信をしない。
女子にとって衝撃的な“返事が返ってこない……私に興味無いの(泣)?”現象が起こってしまうのです。
女子は「男子は女子のように、何気ない会話をだらだらと続ける習性をもっているわけではない」と理解した上で、心理的な距離を縮める工夫をすることが大切です。
まずは自分に興味があるかどうかを見極める
多くの男性は“連絡無精”と言われますが、気になる女や恋人に対してはそうとも言い切れません。
株式会社エウレカが全国の男女3050人を対象に行った調査では、「1日に恋人と何回メッセージのやりとりをしますか?」という質問に19歳以下の約6割が「20回以上」、20〜24歳の60%以上が「10回以上」と回答しています。
◯1日に恋人と何回メッセージのやりとりをしますか?
普段は連絡無精な男子でも、本当に興味のある女性や、大切にしている恋人には時間をつくってこまめに連絡をしようと思うもの。
「これから親密な関係になっていきたい」と思う気になる男子とのコミュニケーションでは、“どのくらい返信をしてくれるか(連絡してくれるか)”で自分への興味の度合いを知ることができます。
「連絡したい!」と思わせる
もともとたくさん返信をしてくる彼ならば、自分のことに興味をもっている可能性が高いし、メッセージのやりとりができるので関係性を深めていきやすいですよね。でも、そうでなかったら?
まだまだお互いのことをよく知らない場合や、あまり彼からの返信がない場合は、相手にとって負担になるメッセージや、面倒くさいと思わせるメッセージを送ってはNG。
「返信したい」「会話を続けたい」と思わせる次のような工夫が必要です。
メッセージを長くしすぎない・頻度を多くしすぎない
メッセージが長過ぎれば「後で読もう」と後回しにされやすくなりますし(そのまま忘れられてしまうことも)、頻度が多いと「面倒だ」と感じられてしまいます。
まずは気軽に返信して自分との時間を“楽しい”と感じてもらうチャンスを作ることが大切。あまり多くの話題を盛り込まず、回数もゆる~くして「面倒」「負担」と感じさせないようにしましょう。
やりとりをしてくれていることに感謝する
メッセージに返信をもらったら「ありがとう」の一言を。時間を割いて返信をするのが“当たり前”という態度で接し、「どうしてもっと返信してくれないの~?」と迫っては、どんどん返信し難くなってしまいます。
返信しやすいよう、「?」を入れる
返信する必要性を感じなければメッセージを送らない男性も多いです。何気ない内容ではなかなか返信をくれない男子には、“質問”を入れて送信しましょう。
何気ない会話を楽しめるようになったとき、二人の距離は縮まる
メッセージの話題となる“聞きたいことや知りたいこと”は、二人が仲良くなればなるほど少なくなっていきますよね。
でも、それで大丈夫。男性が質問に対して返信の必要性を感じて返してくれるのではなく、何気ない些細な会話を一緒に楽しんでくれるようになったら、二人の距離はかなり縮まっているでしょう。
連絡無精な彼が時間を割いてでも返信をしようと思っているのですから。
まずはアクションを起こさなければ、やりとりは実現しません。
相手が自分のことを「大切にしたい」「喜ばせたい」と思えるように、思いやりをもって、気軽に返信できるメッセージを送ってくださいね。(NaoKiyota/ライター)
【参考】
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000005528.html
(藤田富/モデル)
(柳内良仁/カメラマン)