ドイツの心理学者ユングは、質問により人の性格を「思考・感情・感覚・直感」の4タイプに「内向・外向」の2類型を合わせた計8タイプに分類しています。
1、2のあなた…思考型:趣味が合えば楽しい話が全開に
あなたにとって牡牛座の人は、同じ趣味を持つことによって交友関係が広がるタイプ。どちらかというと、インドアなためサブカルチャーの話などに花が咲くでしょう。大好きなものが重なることで、心を全開にして盛り上がれるでしょう。
もしも自分がそうでない場合は「なんちゃってオタク」を演じるくらいの気持ちで、その場を楽しめると良いでしょう。相手の話を引き出して上げることで楽しい時間が。
3、4のあなた…感情型:相手の気持ちを読むのに苦労
あなたにとって牡牛座の人は、反応が読みにくい相手かもしれません。こちらが好意的に接しても、相手が自分をどう思っているかがわかりづらいと感じるでしょう。
もしも趣味的に話が合って楽しい付き合いを続けていても、恋愛まで発展させるのはなかなか難しいかも。そのため、牡牛座の彼を好きになったら、こちらから積極的に働きかけていく努力が必要と言えそうです。
5、6のあなた…感覚型:力になってあげる立場に
あなたにとって牡牛座の人は、技術的には優れており尊敬できるのですが、コミュニケーション能力にやや難点があると感じるでしょう。あなた自身の方が積極的に交流を求めて動いていくことが多くなりそうです。
特に、説明したり教えたりするのが得意なタイプではないので、相手の反応を観察する姿勢が大切です。また、外部とのやり取りが少し下手なので、橋渡し的に力になってあげると感謝されるでしょう。
7、8のあなた…直感型:相手のテンポを理解して
あなたにとって牡牛座の人は、得意な領域とそうでない領域がかなりはっきりしている人といった印象でしょう。
得意分野に関しては機嫌よく何でも聞いてくれますが、不得意な分野においては受け付けないところがあるため、辛抱強く接していくことに。
あまり無理なお願いをしてしまうと、体調を壊したり心理的にうつになってしまうこともあるので、テンポを理解してあげると良いでしょう。
おわりに
これまで星占いなどで、星座で言われている自分と実際の自分が違っていた、なんてことはありませんでしたか?
それはこのユング心理学のタイプ論を併せてみることで修正されるはず。ユング心理学では、本来のその人の持つ本質を正しく理解することで、自己表現力や他人への理解力が高まるとされます。
つまり、占いだけでなく、心とよく向き合って、性格に合わせた心地いい生き方を選ぶことが重要なのです。あなたの心の本質と生まれ持った先天的な資質を組み合わせれば、きっと人間関係も円滑にいくでしょう。(脇田尚揮/ライター)