「意識高い系」というのは、今では完全に人を馬鹿にする言葉になってしまいました。
1.パソコンはMac
「意味もなくノーパソがMacだと、ついつい笑ってしまいそうになる。君にそれ、必要(笑)?みたいな」(大学生/22歳)
別に、自分がどのパソコンを使おうと本人の勝手なんですけどね……。なんでこんなことになっちゃったんでしょうか……。
とくに、カフェなど人のいるところでMacを開き、しかもそれでとくに作業をするでもなくスマホを触ったりぼーっとしていたりすると、意識高い認定されやすいでしょう。
2.「あの子は〜」と分析
「人のことを分析したがりやさんね。『あの人は、ああいう態度とってるけど、実は本音はこうで〜』うんぬん。
そんな自分が、意識高い系って思われてるの知ってる?と聞きたくなる」(公務員/25歳)
人間観察をして、その人の性格や気持ちを推測するのは楽しいですが、それをあまり自慢のように人にベラベラと話してしまうと、評論家気取りな感じが出てしまいますので、心のなかでコッソリとやるにとどめましょう。
3.横文字フルパワー
「『今日のミーティング、リスケ? うわー、かなりパースウェイシブなマテリアル用意してきたのになー』みたいなしゃべり方してたら、男子でも女子でもウザがられるよね」(営業/25歳)
ウザがられる横文字と、ウザがられない横文字の違いは、「みんなが理解できるか」にあります。
上の例文だと、「パースウェイシブ」だとか「マテリアル」だとかが怪しいわけですよね。
あと、「横文字にしないほうが短くて言いやすくない?」というのも危険ですね。
4.社会人と学生の違いを語る
「自分もまだ大学生なのに、『社会人に出ると、学生のときに学んだことなんてなんにも役に立たないもん』とか言ってる人はイラッとくる」(大学生/21歳)
あと、「社会に出たら、いくら白でも、上司が黒って言えば黒なの」的なのも非常に耳につきますよね。「私、現実を知ってます」感がウザいのでしょう。
5.評価が上から
「なんか見せたら『うん、悪くないじゃん』とかって、なんで上から目線!?って思う。少なくとも、同じ立場の相手には言われなくないよ」(営業/24歳)
これは1〜4にも共通している点ですが、やはり意識高い系の人が馬鹿にされてしまうのは、「なぜか偉そう」な感じを漂わせてしまっているからかもしれませんね。
恋愛面でも、たとえば素敵なプレゼントをしてくれたカレに「やればできるじゃん」とか言うのは現金ですよ。
おわりに
いかがでしたでしょうか? 小手先のテクで背伸びをして、自分をよりよく見せようとしている人は周りから見ればバレバレですし、痛々しくすらあります。
放っておいても年は取りますから、余計なことをせず、今の自分にぴったりの言動をしているのが一番ですよ。(P山P太/ライター)