見た目は正直イマイチ…なんだけど、何故かモテモテの女の子っていませんか。
1.マネとパクリ
人は【知っている単語数】と、【実際に会話で使える単語数】が違うと言われています。
使える単語数は、知っている単語数の20%にしか満たないそうです。
会話上手になるためには、まずは自分の会話のボキャブラリーや表現力を広げることは必須。
それではそのように身につけていけばいいのか?
それは「マネ、パクリ」からはじめることです。
まずは自分のオリジナルの方法を生み出すのではなく「私もこんな人になりたいな」「こういうことしてみたいな」と思う、憧れの人をマネすることからはじめてみましょう。
それは身近な人でもいいですが、芸能人や有名人の中から見つけることをオススメします!
マネ、パクリというとなんだか悪いイメージがありますが、そんなことありません。
例えば身近な人に憧れの人がいるのであれば、「◯◯さんを尊敬しているので、◯◯さんを目指します」と言われればマネをされている人も悪い印象にはなりません。
2.パクリだからこそうまくいく理由
自分のオリジナルで表現方法を見つけようとすると難しいですが、人の真似からスタートすると簡単に始めることができます。
例えば【カラオケ】でのラブソングを思い出して下さい。男性が自作のラブソングを歌い始めたらドン引きしませんか?
でもこれが、有名な歌手の曲を上手に歌う彼、という状況ならどうでしょうか。なんだかいつもより彼がかっこよく見えてくることもありますよね。
同じく歌っている側も、自分のオリジナルラブソングを人前では恥ずかしくて歌えないけれど、カラオケで好きな歌手のラブソングを歌うのなら、マネして全力で感情を込めて歌っても恥ずかしくないですよね。
会話もこれと一緒です。自分ではない他人のマネをすることで、大胆に演技でき、その経験から学ぶことができます。
このように、他人のマネから表現力を身につけていくのは、誰にでも出来る、会話上手になる一番の近道になります。
3.番組を録画して練習してみよう
目指す芸能人を見つけたら、次はさっそく練習です。
練習するためにはまず、目指すタレントさんが出ている番組を録画してください。
そして、タレントさんがどんな話をしているのかを、じっくり観察してみましょう。
例えばそれが芸人さんだったら、司会者が話をふったらどんな返しをするのか、一時停止しながら次に答える言葉を予想し、自分の中の表現と憧れの人の表現や目の付け所の違いを体感してみましょう。
自分だったらどんな返しをするかを考えたあとに、再生して答えを聞いてみると「そういう返しがあったのか~」とか「そのほうがおもしろいな~」と自分とは違う表現の仕方を勉強することができます。
表現のしかた、感じ方、言葉の発し方など、自分と違うところに気付くことができ、自然に吸収していくことができますよ。
コミュニケーションマナー講師・吉井奈々からのメッセージ
いかがでしたでしょうか?
「 パクり」「マネ」というと嫌なイメージがありますが、尊敬からの模倣はむしろ相手からも好印象を持たれます。
憧れの人の真似をしすぎると自分らしさが無くなってしまうのでは…と不安になるかもしれませんが、真似をしてもそのままその人にはなりませんから 安心してくださいね。
憧れの人をどんどんパクって、モテ女!になっちゃいましょう。(吉井奈々/ライター)
(吉木千沙都/モデル)
(柳内良仁/カメラマン)